国内屈指の絶景が見られる志賀草津道路


最も有名なツーリングコース

滋賀草津道路は日本全国の中で、最も有名なツーリングコースと言っても過言ではないかもしれません。
志賀高原と草津温泉とを結ぶ全長約46キロのツーリングコースは標高差やワインディングなど、走っていて楽しいという要素はもちろん、絶景スポットが数多く存在しており、時間をかけてじっくりと楽しみたいルートです。
もともとは有料道路だった区間もあるため、路面状態を含めた道路の整備はきちんとなされていますし、道路の広さも十分にあるのでとても走りやすいツーリングコースであると言えます。

見どころだらけの滋賀草津道路

滋賀草津道路にはたくさんの見どころがありますが、中でも最も人気のあるスポットが標高2170メートルに位置する渋峠です。
渋峠は日本で最も高い標高の国道で、天空ロードの異名も持っています。

渋峠から一望できる景色は、まさに絶景の一言に尽きます。
天気のいい日には富士山を見ることもできますし、遠くにはスカイツリーも見えるかもしれません。
また、眼下には草津の街や芳ヶ原湿原が広がり、雄大なパノラマを楽しむことができるでしょう。

もう一つ、滋賀草津道路の見どころを挙げるとすれば「雪壁」と言えるでしょう。
雪壁とは、その名前の通り雪でできた巨大な壁です。
豪雪地帯で知られる滋賀草津道路は冬季にたくさんの雪が降ります。
その雪が道路の両脇にそそり立つ壁となって初夏まで残っているのです。

GW前後に滋賀草津道路を訪れる際には、この雪壁を見ることができるでしょう。
晴天の日には真っ青な空とのコントラストがとても幻想的で、異世界観を味わうことのできるスポットです。

滋賀草津道路には峠道も多く、ダイナミックなワインディングが続く区間があります。
それで、ドライビングそのものを楽しむことができるツーリングコースとも言えるでしょう。

また、滋賀草津道路には温泉がたくさんあるのも魅力的なポイントです。
一日の疲れを癒してくれる温泉にゆっくりと浸かるようなプランを立てて訪れるのも良いでしょう。
東京などから訪れる場合には、日帰りだとちょっと忙しい感じがするかもしれませんので、どこかで一泊するプランでも良いかもしれません。

滋賀草津道路に行く際の注意点

滋賀草津道路は冬季に閉鎖される区間があるので、ツーリングに行く時期をよく考えて計画するようにしましょう。
毎年の降雪状況により、閉鎖期間がいつ解除されるのかも異なります。
さらに通行できる期間であっても、標高の高い道路なのでスパイクタイヤなどの冬装備が必須となる時期もあります。

加えて、滋賀草津道路のいくつかの区間では125cc以下のバイクの通行が不可となっています。
そのようなバイクでツーリングを考えている人は事前に確認しておきましょう。
そうしないと大きな迂回をしなければならなくなります。