バイクツーリングで福井に遊びに行きたい


美食を求めて

福井県の味覚といえば、なんといっても、越前ガニです。
カニ好きの方で知らない人はいない絶品で、カニに詳しくない方でも知っているでしょう。
越前ガニといえば、特にメスのズワイガニを指し、手足の長いしゃっきりとした姿が印象的です。
そのほか、カニ好きの通の間では、卵をたっぷり抱え、カニミソも美味しいメスのセイコガニも有名ですね。

さて、この福井県まで何で行くかといえば、バイクでしょう。
東京ICから福井ICまでは東名高速または関越自動車道のいずれかのルートがありますが、東名高速利用のほうが35kmほど短いので、こちらのルートを利用するといいでしょう。
ちなみに福井ICまでは502キロで、休憩なしで考えて6時間20分ほどかかります。
名古屋ICからですと、名神高速から北陸自動車道を通るのがメジャールートで、177キロ、2時間20分ほどの旅となります。

大阪の吹田ICからですと、名神高速から北陸自動車道に出て、207キロ、2時間35分が目安となるでしょう。
東海や関西方面からのツーリングコースとしては、ちょうどいい距離ではないでしょうか?
越前ガニを食べに行くなら、11月中旬以降の寒さが厳しくなるシーズンがメインとなります。
車に乗られる方からすると、冬のバイクは寒そうと言われてしまいますが、ライダースーツに身を包めばそこまで寒くはないです。

ほんのり味わいプランも

それより、冷えた体を温泉で癒すのが、冬のバイクツーイングの楽しみでしょう。
というわけで、おすすめのスポットは福井ICからさらに15分ほどいった金津ICで降り、東尋坊方面へ20分走らせたところにある三国温泉です。

ここは福井県ご自慢の日本海に面した潮の香りが楽しめる温泉です。
界隈には四季を通じて新鮮な日本海の幸や冬には越前ガニを堪能できる漁師宿があります。
海の幸をたっぷり味わう食事付のプランのほか、ライダーに人気の素泊まりプランも用意されています。

日本海の海を眺めながらバイクを走らせるのも気持ちがいいものです。
小腹が空いたら、小鯛のささ漬けをいただきましょう。
福井県では日本海の冷たい荒波にもまれた、身の引き締まった海の幸がたくさんとれ、小鯛のささ漬けはカニと並んで、土産物にも喜ばれる逸品です。

福井県の伝統的な保存食で、3枚におろしたれんこ鯛を米酢を使って樽付けした、お酒やご飯が進む逸品です。
海のある美しい風景を走り、美味しい物に舌鼓し、温泉で体を温めるというのは、バイクのツーリングでは最高ではないでしょうか。