バイクツーリングで山形に行きたい


山形ツーリングでおすすめのルート

山形県は日本の東北地方に位置し、自然豊かな風景、美しい四季、歴史と文化が調和した魅力的な地域です。
蔵王山や月山、鳥海山などの美しい山々があり、登山やハイキングが楽しめるだけではなく、蔵王温泉や銀山温泉などの温泉地も多く、温泉巡りも魅力のひとつとなっています。
山形県にツーリングに行くのであれば、必ず走ってみたいルートのひとつが「月山(がっさん)道路」です。

別名「月山花笠ライン」の名称でも知られる月山道路は全長約30.9km、西村山郡西川町砂子関から鶴岡市大網に至る国道112号のバイパス道路で、1981年7月に全線開通しました。
月山花笠ラインという愛称は山形県民からの公募によるもので、1982年7月の開通に合わせて命名されています。
山形県にはこれ以外にも、秋田県にまたがって鳥海山を登る「鳥海ブルーライン」や、宮城県まで至る「蔵王山エコーライン」などがあります。

山形の見どころ

山形県には珍しい奇岩を見ることのできるスポットが多いので、珍しい写真を撮りたい人にはおすすめです。
例えば山形市山寺にある「垂水(たるみず)岩霊境」は秘境スポットとして全国的に有名で、別名、「裏の高野山」とも呼ばれています。
蜂の巣のような岩などもあり、自然の造形に感動させられる場所です。

垂水遺跡は裏山寺の山道の入口から歩いて約15分の場所にある隠れスポットで、歩いて回った場合の所要時間は約1時間です。
ですから、十分な時間を取ってスケジュールを立てることが大切でしょう。
アクセスするには山道を登って行かなければならないので、トレッキングシューズなどを持参することをおすすめします。
垂水遺跡には古峯神社と稲荷神社が祀られており、パワースポットとしての威厳を発揮しています。

山形にはこれ以外にも、磨崖仏が刻まれた「十六羅漢岩(じゅうろくらかんいわ)」などがありますので、仏石に興味のある人は一度行ってみるのがおすすめです。
十六羅漢岩というのは山形県の日本海側、飽海郡(あくみぐん)遊佐町の「吹浦海岸(ふくらかいがん)」に掘られた仏様のことで、16体の羅漢に加えて文殊菩薩や釈迦牟尼などが岩に彫り込まれています。

山形にツーリングに行ったら立ち寄りたい場所

山形にツーリングに行ったら、酒田(山形)ラーメンにもぜひ挑戦してみましょう。
山形はラーメンの消費量が世界一とも言われる地域で、中でも煮干しや昆布などを使って出汁を取った酒田ラーメンが人気です。
酒田ラーメンは量が多いのが特徴で、通常の麺の量が100~160gなのに対して、酒田ラーメンでは200~220gが普通盛りであることが一般的です。

酒田ラーメン激戦区では、一杯500円から酒田ラーメンを食べられます。