大分ツーリングでおすすめのルート
大分県は、日本の九州地方に位置する自然豊かな県で、ツーリングを楽しむには絶好の場所です。
美しい海岸線や自然景観を堪能できるだけではなく、歴史や文化を楽しむためのスポットも多く、さまざまな楽しみ方ができるのが大分県の大きな魅力です。
大分ツーリングで特におすすめのルートとしては、「やまなみハイウェイ」があります。
やまなみハイウェイはくじゅう連山を通る全長約50kmの道路で、絶景を楽しみながら快適なツーリングができることで知られています。
やまなみハイウェイは国土交通省の日本風景街道として登録されており、平成22年度には「年間活動優秀賞」も受賞しています。
別府市や由布市を通るため、別府温泉や湯布院温泉へのアクセスも簡単で、温泉とツーリングの両方を楽しみたいライダーには理想的なルートと言えるでしょう。
大分の見どころ
大分にはダイナミックな自然がたくさん残っており、至るところで絶景を鑑賞できます。
中でも、豊後大野市にある「原尻の滝(はらじりのたき)」は、東洋のナイアガラとして有名です。
原尻の滝は日本の滝100選にも選ばれており、道の駅・原尻の滝から歩いて行けるところにあります。
周囲は特に険しい山岳地帯というわけではなく、平野に位置しているため、すぐ近くまで行けるのが大きなメリットです。
滝の幅は120m、高さは20mあり、吊り橋「滝見橋」からは滝を間近に見下ろせるようになっており、迫力満点です。
道の駅・原尻の滝には「レストラン白滝」「カフェ游」「ファストフードコーナー」などの食事処もありますので、昼食時間に合わせていけば、滝のすぐ近くで思い出になる食事もできます。
毎年8月14日には、「小松明(こだい)」と呼ばれる行事も行われますので、スケジュールを合わせていくのも一覧です。
小松明では水田の周囲に松明を立てて、火をつけて燃やすので、夜間には神秘的な光景を見ることができます。
1759年に始まった由緒のある行事なので、一度は見ておきたいものです。
もうひとつ、緒方三社まつり「川越まつり」も見どころの多いお祭りです。
凍てつく寒さの中、神輿を担いだ若者たちが川の中に入り、鳥居をくぐる様子は壮観としか言いようがありません。
大分にツーリングに出かけたら立ち寄りたい場所
豊後高田(ぶんごたかだ)市にある「熊野磨崖仏(かまのまがいぶつ)」も、大分で見逃せない観光スポットのひとつです。
平安時代の末期に彫られたという熊野磨崖仏は日本でも最大級の大きさで、大日如来と不動明王が岩肌に彫り込まれています。
鬼が一晩で積んだと言われている今熊野山胎蔵寺(いまくまのさんたいぞうじ)の脇の急な山道を登る必要があるので、滑りにくいシューズを持参しましょう。