オフロードバイクに乗るだけで、オンロードバイクでは味わうことのできなかった楽しみを得ることができます。
不整地走行も可能なオフロードバイクならではの楽しみ方について紹介します。

不整地でも気兼ねなく走れる
バイクに乗って、長距離のツーリングや、今まで行ったことない場所へツーリングをしようと出かけた際に、地図には、確実に表記されていたような道なのにもかかわらず、実際に行ってみると、未舗装の道路となっていたという経験がある方もいるかもしれません。
オンロードバイクは、高速走行が可能である半面、不整地には通常の自動車以上に苦手な乗り物であり、少しでも凸凹の道があると、走行が困難となってしまいます。
ブレーキも効きづらく、転倒してしまうと故障の可能性もあるために、長距離ツーリングなど、リスクを避けたい場面では特に、未舗装の道路は避けて通らなければならなくなります。

これが、オフロードバイクに乗っているのであれば、問題なく走破することができるようになるというのが何よりも魅力的ではないでしょうか。
むしろ、ツーリング時に林道や不整地を含めたルートを策定して、その走破を目指すという楽しみ方もできるため、走行の楽しみの幅を広くすることが可能です。

オフロードサーキットに挑戦する
オフロード用のバイクを買ったのであれば、せっかくなのでサーキットに挑戦したいと考える人も多いでしょう。
モトクロスなどの専門的なマシンを走らせることを想定されたようなサーキットもありますが、全国の各地には、初心者でも走りやすいように設計されたオフロードサーキットが点在しています。
中には、初心者向けにレクチャーをしてくれる人がいる場所もあるため、走ったことがなくても気軽に挑戦することができます。

オフロードを走る際には、専用のタイヤに履き替えることが好ましいです。
初めての場合には、このタイヤを履いていても中々思うように操縦が行かず、転倒するようなこともありますが、オンロードバイクでは到底走破不可能な道を自身のテクニックとマシンによってクリアしていく楽しさに病みつきになる人も多いです。
また、サーキットの利用料もオンロード用のサーキットと比べると安価に設定されているため、利用しやすいのも特徴です。

慣れてきたら、道なき道を行く
オフロードを走ることに慣れてきたら、インターネットの情報を頼りに、全国の林道ツーリングの定番スポットへ出かけてみることや、自分自身で近くの林道にチャレンジするのもよいでしょう。
水溜りの中や多少の段差でも、うまく動かすことができれば走破することもできる子の楽しみや、ダートを走ることもできるオフロードバイクの可能性はとても広いです。

注意点としては、林道とはいえ、他の人が利用することもあるために、周囲の安全を確保しながら走行をすることと、未舗装の道路は、転倒した際にバイクは無事でも自分が怪我をする危険性も高まるため、安全を意識したツーリングをすることが必要たということです。