ハンドガード取り付けの注意点


オフロードバイクにおけるハンドガードの取り付け方

オフロードバイクにハンドガードを取り付ける場合、いきなり装着はできないかもしれません。
というのも、オフロードモデルはハンドグリップの外側がふさがれているからです。
ですから、ハンドガードを取り付けるためにはグリップを切って穴をあける、もしくはオープンエンドタイプのグリップに取り換えなければなりません。

穴をあけられたら、ハンドガードの端を仮留めしてください。
ハンドルバーとハンドガードをボルトで固定していきますが、ここで本格的に留める必要はありません。
この後に高さの調整などが必要で、またボルトを緩める可能性があるからです。

ハンドカバーの種類によって、実際の取り付け方は若干異なる部分もあります。
ハンドカバーを購入すると取扱説明書が同梱されているはずですから、この説明書を見ながら作業を進めてください。

仮留めした後で、ほかの個所もボルトで止めていきましょう。
この時、高さやポジションが問題ないか、実際にグリップしてみてください。
ポジションの決まったところで、仮留めしていたボルトをしっかり締めていきましょう。
ここまでくれば、ハンドガードの取り付け作業は完了です。

ハンドガードを取り付けるにあたっての注意点

ハンドガードを取り付けるにあたって、まずは愛車のハンドルタイプを確認しておきましょう。
ほとんどのハンドルバーは中空タイプのはずですが、一部、穴の開いていない車種もあるかもしれません。
その場合、社外品のハンドルバーを取り寄せておいた方が作業もスムーズに進むでしょう。

また、自分のハンドルにマッチするハンドガードを購入するように気を付けてください。
ハンドガードには、標準用とファットバー用があります。
少し前まではオフロードバイクの場合、標準仕様のものが主流でした。
しかし、最近では純正でもファットバーのハンドルの装備されている車種も増えてきています。
ですから、自分の愛車のハンドル形状を確認したうえでハンドカバーを購入してください。

さらにハンドカバーを購入する前に、ハンドル周りの構造がどうなっているかチェックしておくのもおすすめです。
社外品のハンドカバーは汎用品として製造されているので、オフロードバイクのモデルによってはうまく取り付けられない可能性があるからです。
特にブレーキのマスターシリンダーやホース、レバーなどと干渉する場合があるので自分のバイクの形状はよく観察しておいた方がいいです。

ブレーキ系統については、あまり心配する必要はありません。
取り回しや角度を少し調節できるので、干渉を抑えることも可能だからです。
このように、ハンドル周りを中心に、バイクの特性をよく理解した上でどれを購入すればいいか判断しましょう。