エンジンのサビ取り


バイクのエンジンは汚れる

バイクのエンジンはバイクにとってとても大切な場所です。
しかしエンジンはむき出し状態になっているためすごく汚れますし錆びもできてしまいます。

汚れることはバイクに乗っている限り仕方のないことです。
しかし気持ち良くバイクに乗るためにも長く安心してバイクに乗るためにもエンジンは定期的にきれいにする必要があります。

バイクのエンジンフィンを掃除する方法

バイクのエンジンフィンはブラシと研磨剤やサンドペーパーといったものを使って掃除をしていきます。
馬毛のブラシは高価ですが長く使えてエンジンフィンを傷つけることなく掃除をできるので便利です。
もしも馬毛のブラシを持っていなくてもナイロンのブラシがあれば十分掃除できます。

エンジンが冷めている状態になったら水を流しながらブラシでエンジンを洗っていきます。
もしも汚れや錆びがひどく簡単に落ちない場合にはサンドペーパーや研磨剤を使うと落ちやすいです。
きれいに汚れが落ちたらウェスなどを使って水気を拭き取って耐熱塗料を塗って乾かします。

掃除の際水分がエンジンに残ると水垢がついたり錆びたりする原因です。
エンジンを暖めて水分を飛ばすだけでは完璧に取り除けないので必ずウェスで拭き取るようにしましょう。

ひどい錆びがある場合

一般的には錆びはサンドペーパーで落としていきますがひどい状態の場合や傷が入っている場合にはなかなか落ちません。
そういった時には錆び落とし用のケミカル剤を使うと落としやすいです。

ケミカル剤は薬剤によって使い方が違うこともありますが一般的にはエンジンに塗るだけで簡単に汚れを落とすことができます。
塗布したケミカル剤を落とすためには水を使いながらたわしやスポンジで擦りながら汚れを落とすと簡単です。
仕上げにウェスを使って細かな部分を磨いていけば完成です。

バイクのエンジンを磨く際の注意点

バイクのエンジンは毎月1回磨く必要があるといわれています。
その際にはいくつかの注意点がありこれがエンジンの状態を保つために大切です。

バイクをきれいに保つためにはワックスを使いますがが、エンジンパーツを磨く時にはワックスを使うことができません。
同様にエンジンを磨くクリーナーで他の場所を磨くことはできないのできちんと使い分けるようにしましょう。

クリーナーや研磨剤で磨く際には粗いものだと傷がつくことがあります。
そこでできるだけ目が細かいものを使うようにすることと仕上げにコンパウンドを使うようにするのがおすすめです。

エンジンが厚い時に掃除をするのはやけどの危険があるだけでなくバイクが不具合を起こす可能性もあります。
必ずバイクが冷めてから作業をするようにしましょう。