バイクを車検に入れる


バイクは車検が必要なのか

バイクは自動車よりも気軽に乗れるイメージがあるために車検が必要ないと思われがちです。
しかしバイクも400㏄を超えるものは2年に1度車検が行われます。

とはいえバイクは乗っているうちにどんどんとパーツも消耗しますし不具合も出るものです。
そこで義務付けられている400㏄以外の排気量でも高速道路を走ることのできる250㏄以上のバイクは自主的に車検に出しているという人もいます。

車検を受ける方が安全なことはわかっていても気になるのが代金のことです。
車検にはどのくらいの費用が掛かるのでしょうか。

車検費用の内訳

車検の費用は4万円から5万円が相場です。
これはバイクの状態によっても任せるバイク屋によっても違ってきます。
自動車の車検と同様に法定費用と整備費用というものがあり整備費用はバイク屋によって異なるため車検代も預け先によって変わるのです。

法定費用というのは必須のものであり最大で17020円と決まっています。
これは重量税、印紙代、自賠責保険の金額でバイクの経過年数によって重量税が変わるので法定費用もバイクによって金額の違いがあります。
もしも自分で車検を通す場合には法定費用のみで他の費用は掛かりません。

整備費用というのは車検の際に行う整備にかかる費用です。
一般的には法定24ヶ月点検が行われることが多くその費用は2万円から3万円といわれています。
この費用は検査代行の手数料が含まれる場合とそうでない場合があり、検査代行の手数料が含まれていない場合にはさらに費用が掛かるので確認が必要です。

また点検をして何か不具合があればパーツの交換が必要になります。
もちろんパーツの費用や交換の作業料は別途必要になるのでその場合にはさらに費用が掛かることになりますから4万円いじょうになることもあるのです。

車検を少しでも安くするためには

車検代は高額になるため少しでも抑えたいと思うものです。
ただし法定費用は必ず掛かるものであり削ることができません。
そこで少しでも費用を安くするためには整備費用をどうやって抑えるかということになります。

バイクの車検を通す際に多くの人はディーラーに持ち込みますがこれを変えるだけでも節約効果が高いです。
整備費用はバイク屋によって異なるのでホリデー車検と呼ばれる車検のできるバイク屋に持ち込んで車検を受けるようにすると費用が抑えられます。

ホリデー車検は費用が安いことと車検にかかる時間が魅力です。
工場によっても違いますが整備費用も相場よりも1万円から2万円安いですし作業にかかる時間も最短60分ほどですぐに作業をしてもらえます。
いくつかの工場を調べると安くて評判のいい工場を見つけることができます。