パーツ交換時期の目安


バイクの消耗品パーツ

バイクは一生ものというイメージがありますが消耗品も多く使われています。
そこで長くバイクを使い続けるためにはパーツの寿命が近づいてきたと感じたら交換することが必要です。

パーツ交換はお金も手間もかかります。
しかしバイクに安全に長く乗るためには必要なことです。
そして逆を言えば適切にパーツ交換ができればバイクの性能を最大限に引き出して長く良い状態を維持できるようになります。

タイヤやオイル類の交換時期

バイクのパーツの中でも交換頻度が高いものはタイヤです。
タイヤの寿命はバイクを保管している場所の環境やバイクに乗っている頻度によっても変わってきます。

タイヤの交換時期を見極めるのに役立つのがタイヤの溝です。
溝が減ってスリップサインが出てきたら交換をするようにします。

スリップサインが出てきていなくてもひび割れや変色があれば効果が必要です。
バイクに乗る際にタイヤの状態を確認するとともに走っていて違和感があればすぐにチェックして必要なメンテナンスをしましょう。

オイル類もバイクの中では交換頻度が高めのものです。
劣化しているオイルをそのままにしているとバイクの性能が生かせなくなりますし他のパーツにも悪影響を与えることがあります。

ブレーキフルードは2年に1度、フロントフォークオイルは1年に1度が目安です。
エンジンオイルは3000㎞から5000㎞が交換の目安といわれています。

電装関係の交換時期

バッテリーも使っている中で交換が必要です。
劣化したバッテリーを使っているとライトが暗くなってきたりセルの動きが悪くなったりします。

一般的にはバッテリーは2年から3年で交換が必要です。
しかしメンテナンス状態によっては5年ほど持ちます。
長時間バイクに乗らない場合にはバッテリーを外しておくこともバッテリー長持ちに有効です。

ヘッドライトなどのヒューズやバルブも交換が必要ですが明確な目安はありません。
切れたらその都度交換をするようにします。

足回りやエンジン交換時期

足回りは交換が必要なパーツが多いです。
ブレーキパッドは乗り方によっても変わりますがブレーキパッドの残量が5㎜程度になってきたら交換が必要とされています。
それ以外にもブレーキホースは4年ごと、チェーンは10000から20000㎞走行ごとに交換することが目安です。

他にも交換が必要なパーツにはエンジン回りのものもあります。
オイルフィルターはオイル交換の2回に1回ごと、クラッチは20000㎞走行ごとに交換することが目安です。

キャブレターやガスケットは調子が悪くなってきたら交換することが必要とされています。
もちろんこれらの数字は目安であり走っていて違和感がある場合にはすぐに確認をして交換をするようにしましょう。