神奈川ツーリングでおすすめのルート

首都圏から日帰りで気軽に行けるツーリングスポットとして人気なのは、やはり神奈川県です。
交通網が整備されており、海と山両方の景色が楽しめるので、週末は神奈川ツーリングで羽を伸ばすのがおすすめです。
数多くあるルートの中でも、特に走り甲斐があるのは「ヤビツ峠」で、標高約761mのルートは自転車ヒルクライムの聖地としても有名です。

ヤビツ峠は秦野市寺山地内にあり、実際には県道70号秦野清川線に属しています。
ヤビツ峠に向かう途中には、景色の美しい「菜の花台」もあり、伊豆半島や富士山などの大パノラマを堪能できます。
木でできている展望台は風情があり、夜間にも美しい夜景を満喫できます。

東名秦野中井ICから約30分（11.6km）の地点にあり、駐車場は無料で利用できます。

神奈川の見どころ

神奈川といえば湘南エリアはライダーたちの間でも人気で、江ノ島弁天橋を通ればバイクで江ノ島まで渡ることもできます。
湘南エリアは美味しいランチが食べられることでも有名で、特に「生シラス丼」は絶品です。
湘南は国内でも収穫高の高いシラス漁場として知られていて、旬の時期が1年に3回ほどあります。

シラスの旬は4〜5月と7月、そして10月ですので、時期を合わせてツーリングに行くといいでしょう。
神奈川は古くから発展してきた土地で、特に横須賀エリアには見どころがたくさんあります。
三浦半島の最南端には「城ヶ島」があり、城ヶ島大橋をバイクで渡れば、簡単に城ヶ島公園に到着することができます。
公園内には安房崎灯台が立っている他、海蝕洞穴「馬の背洞門（せどうもん）」などもあり、珍しい景色が堪能できます。

城ヶ島には貴重な海浜植物や野鳥も生息しており、訪れるたびに季節によって異なる顔を楽しむことができます。
約1.2kgのハイキングコースが整備されており、清々しい潮風を受けながらのハイキングが楽しめますので、トレッキングシューズなどを持参するといいでしょう。
海上イケス釣堀では富士山を見ながらの釣りも体験できますので、釣りが好きなライダーにもぴったりの場所です。

釣竿やエサは現地で調達できますので、気軽に手ぶらで行けるのも大きなメリットです。

神奈川にツーリングに行ったら立ち寄りたい場所

神奈川にツーリングに出かけたら、一度は足を伸ばしてみたいのが東京湾に浮かぶ無人島「猿島」です。
横須賀からはフェリーで10分、バーベキューや海水浴が楽しめる他、砲台跡などの旧軍施設を鑑賞することができます。
猿島フェリーの料金は大人往復で1,500円、フェリーはほぼ1時間間隔で運行されていますが、終了時間が早いので注意しましょう。

フェリーが出ている三笠ターミナルには、三笠公園駐車場があります。