普通の服でバイクに乗った場合
「バイクに乗るならやっぱり革ジャン!」というイメージをお持ちの方も多いです。
バイク用のレザージャケットは、普通の服とどこが違うのでしょうか。
バイク用ではなく、普通のジャケットを着てバイクに乗った経験がある方はおわかりだと思いますが、バイク用と普通のアウターでは大きな違いがあります。
まず決定的な違いとしては、風が服の中まで吹き込んでとにかく寒いです。
歩いている分には十分暖かいのですが、バイクに乗ると風を真正面から受けてしまいます。
襟元や袖口から入り込んだり、ボタンとボタンの間から、あるいは生地そのものが風を通してしまうなど、想像以上に体温が奪われ、ブルブルと強烈な寒気を感じます。
家を出るとき、バイク用ジャケットを忘れて「少しの距離なら問題ないだろう」とそのままバイクに乗ってしまうと、その寒さに後悔することになるのです。
バイク用レザージャケットのココがスゴイ
やはりバイク用レザージャケットの強みは、防風性です。
レザー素材は風を通しにくいため、バイクで走行していても中に風を通すということがありません。
袖口もしっかりファスナーで閉じれますし、手首周りを細くして風が入り込む隙間が少ないようにデザインされています。
首元も上までボタンまたはファスナーで締める設計になっていたり、真冬でも冷たい風が入らないよう考慮されているのです。
また、中綿が入ったキルティング加工のものなら、保温性にも優れていますので、寒い季節のツーリングの強い見方になってくれます。
実は、バイク用レザージャケットの場合、バイク走行しているときの体勢を考慮してデザインされていますので、直立姿勢が基準の普通の服装とは形状も異なります。
そのためバイクに跨っても生地が引っ張られる感覚もなく、快適にツーリングを楽しめるのです。
自分のスタイルに合う一着を見つけよう
レザー素材は破れにくい特徴がありますので、転倒したときなど体を守る役割があるため、ライダーにとってなくてはならない必須アイテムです。
ですがひと昔前のバイク用レザージャケットと言えば、ゴワゴワでハード系のゴリゴリ男子が着るようなデザインしかなく、「自分には着こなせない」とライダーの中には抵抗がある人もいたでしょう。
現在は、女性のライダーも増えたこともあり、バイク用レザージャケットの種類もかなり増えています。
レザー素材でも普通のアウターのようなデザインだったり、カジュアルなものも登場しています。
同じレザーでも柔らか素材だったり、フードが付いていたりと、お洒落で可愛いものもありますので、自分のスタイルに合ったバイク用レザージャケットを探してみてはいかがでしょうか。