ヘルメットを正しく着用する


バイクにヘルメットは必要なのか

バイクはヘルメットの着用が義務付けられています。
とはいえ昔から着用義務があったわけではありません。
元々は高速道路のみでありすべての道路でヘルメット着用が義務付けられたのは1978年からです。

バイクに乗る人が増えるにつれバイク事故も多くなりました。
そして死亡事故も増えたことで安全性を高めるためにバイクに乗る時にはヘルメットの着用義務ができたのです。

バイクの事故でも死亡事故の際には多くが頭部の損傷が起こっています。
そして死亡事故で頭部を損傷している人の多くはヘルメットが外れていたといわれており、ヘルメットはただ着用するだけでなく正しく着用しないと意味がないのです。

ヘルメットを着用するにあたっては正しく着用しなければ命を守ることができません。
今一度ヘルメットの着用方法を確認しましょう。

ヘルメットの選び方

ヘルメットには様々な種類がありますが自分のサイズに合ったものを選ぶようにします。
合っていないものは運転をしていてずれてしまうこともありますし視界を狭める危険もあるのできちんとフィットするものにしましょう。

また、ヘルメットには強制規格と任意規格という2種類があります。
強制規格に通っていないヘルメットはヘルメットとしては認められて認められていません。
任意規格はヘルメットの安全性を証明するものであり規格によって意味が異なります。

海外のヘルメットは海外の規格に則った安全規格を通ったものです。
しかし海外の安全規格の中には日本での使用が認められていないものもあるので気をつけましょう。

ヘルメットの装着方法

ヘルメットを装着する時には顎紐がとても大切です。
運転中外れないようにするのはもちろんですが万が一転倒したときにも外れないようにするためにしっかりと締めるようにします。

顎紐にも留め方が何種類かあります。
モデルやメーカーによっても違いますし人によって留めやすいと感じるものは違うものです。
そこで購入前に可能であれば試着をして自分が使いやすいものを見つけるようにしましょう。

ヘルメットは正しく使う

ヘルメットにステッカーを貼ってオシャレに楽しむという人も多いです。
ステッカーを貼ることは問題ないのですが穴を開けたり改造したりすることは安全性を損なう危険があります。
ベンジンやカラースプレーも衝撃吸収材を弱めるので使わないようにしましょう。

また転倒をしてヘルメットに傷が入ったりへこんだりしてしまうと衝撃吸収力が低下してしまいます。
そこで傷やへこみが入ったら交換することが必要です。
ヘルメットの寿命は3年といわれておりきれいな状態であってもある程度使ってきたら交換をするようにしましょう。