バイク動画の編集の仕方


動画撮影であれば便利なツール

ツーリングの感動を動画に残して、You Tubeに投稿するなど、バイクの楽しみ方の一つとして普及しているバイク動画。
しかし、ビデオカメラだけでは、思うような動画が撮れないことも多いものです。
そこで、今回は動画撮影に便利なツールや、動画撮影のポイントなどをまとめてみました。

まずあれば便利なのが、撮影用一脚や三脚です。
一脚は手に持って使うので高い目線からの撮影や、地面からのローアングルの撮影などに便利。
三脚はミニサイズのものが、かさばらず持ち運びにじゃまになりません。
また、現場で音声録音も行うなら、風の音などを防ぐウインドスクリーン付きのマイクがおすすめです。

動画編集のコツ

バイク動画は、いきなり捕り始めるのはNG。
その前に、撮影テーマを決めましょう。
夏の風を感じさせる動画、ワイルドなイメージの動画、仲間と走る楽しさを伝える動画など、事前にテーマを決めておけば統一感のある動画が撮影でき、編集作業が楽になります。

次に、動画撮影のコツを抑えておきましょう。

第1のコツは、目線を変えて、さまざまな角度から撮影することです。
オートバイを撮影するときは全体像だけでなく、後ろから撮る、マフラーなどパーツだけを撮るなど、いろいろなアングルを試してみましょう。
つまり、素材をたくさん集めるのです。
そうすることで、数多くの素材からこれはと思うショットを選べるので、カッコイイ動画を作りすくなります。

2番目のコツはバイクや自分の姿だけでなく、周囲の景色も撮っておくこと。
ツーリングの動画は、オートバイなどに映像が集中しがちですが、海や山、植物、鳥などの風景も忘れずに撮影しましょう。

3番目のコツは、前を走るバイクは止まった状態で撮ることです。
前方を走る仲間の後ろ姿を撮影するとき、自分も後ろからバイクで走って追いかけながら撮影する人が多いのですが、三脚を使ってカメラを固定した状態で撮影すると、あか抜けた映像になります。
このときに、対角線上にオートバイが走るように、斜めにカメラをセットすると走り去るバイクをしっかりと捉えることができます。

4番目のコツは、多くの優れたバイク動画を見ること。
YouTubeで人気のある動画や、バイクメーカーのコマーシャル映像などのプロが撮影した動画など、人の動画もとても参考になります。
いろいろな動画を見ていると、この人のように撮影したい、このアングルがカッコイイ、ここに音楽を流すといい雰囲気など、まねしたい部分がたくさん見つかります。

最後に、動画の撮影に夢中で事故を起こさないように、くれぐれも安全運転を心がけてください。
そして、ツーリングの感動を動画に残しましょう。
動画を見るたびに、その日の感動がありありと蘇ってくることでしょう。