バイクツーリングで愛知に行きたい


愛知の山間部を通り美しい景色を堪能するツーリング

愛知には美しい山々があり、自然の美しさを存分に見せてくれる場所がそこかしこにあります。
例えば愛知の山間部から岐阜に抜けていくという紅葉を楽しむ旅、というのも素敵な旅となります。

東名高速道路名古屋ICを出発、そこから長久手方面に向かい、万博記念公園を過ぎ、猿投グリーンロードへ、さらにそこから中山ICに出て国道419号をへて岐阜県の山間部に向かうというルートです。

距離はそれほど長くありませんが、通行料金等、かなり安く楽しむことができるツーリングルートとなっていますので、お友達同士で楽しみながらツーリングでいいですし、紅葉が美しい季節なら、タンデムで彼女と一緒に景色を楽しむというのもいいでしょう。

実は紅葉の季節にこの辺りを走り小原町に到着すると、紅葉なのに桜を見られるという不思議な光景を楽しむことができるのです。
これは小原の四季桜というものですが、山々が紅葉で色づいているというのに、山の斜面一杯に桜が紅葉と共に咲くという姿を見る事が出来ます。

小原の四季桜とは?

小原の四季桜の始まりは、一人の医師が苗を植えたということに始まっています。
この桜の木が親木となり、周辺に広がったとされていますが、この四季桜は全国で見ても非常に珍しいもので、昭和53年、この辺りの地区の木として制定、現在はこの地域の至るところでみることができ、8000本という四季桜を見る事が出来るといいます。

見ごろは桜なのに10月初め頃から咲き始め、11月中旬から12月上旬まで見ごろになるといわれています。
ちょうどこの辺りが紅葉に包まれる頃に、四季桜が美しく咲くという姿を見る事が出来るのですからこれはみておくべきでしょう。

奥矢第二ダムから高原へ向かう

紅葉の中の桜をみたら、山に向かい国道419号を右折、県道19号へ入ります。
この県道19号は非常に狭い道なので対向車に注意しながら進み、旭高原元気村に到着、ここにはきらめき館という施設があり、星と雪をテーマにした美しい様々な物を見つける事が出来ます。

ギャラリーや喫茶などもありますが、口径40cmという望遠鏡がある天文台ミラッセなどもあり、天文好きな人からも愛される場所となっています。
この辺りには動物園にスポーツ施設、さらにキャンプなどができる施設もあるので、キャンプツーリングということでも楽しめます。
夏ならキャンプツーリング、秋口から冬はこの天文を楽しめる場所と紅葉・桜を同時に楽しめるという最高の景色を見学に来ましょう。

途中、道は狭い所もありますが、比較的交通量も少なく気持ちよく走る事の出来る道路が多いです。
初心者の方も、景色を楽しみながら気持ち臭いいツーリングをしてほしいです。